サーン・ラックムアン アムナートジャルーン
サワディーカー。
@yayoiです。
前回書いたタイの「市の柱」は東北の中でも大きな県、
ウボンラーチャタニー県の市の柱でした。
thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp
今回は、1993年にこの県から分離した県であり、
ウボンラーチャタニー県の北にある
アムナートジャルーン県の市の柱です。
この県はもとは、1858年にKingramaⅣが
初代の町の長老プラ・アモンアムナートの名前から、
アムナートジャルーンという名前を町に与え、
そこが群になり、1993年に1つの県となりました。
タイで75番目の県です。
そして1995年の終わりから「市の柱」を
建てることを進めてきました。
公園内にある市の柱
市の柱があるのは、ミンムアン公園の奥です。
ウボンラーチャタニー県の方から
チャヤーンクーン通りを北上して、
アムナートジャルーン県に入ると
ミンモンコンという大きな
交差点があり、その角にあるのが
アムナートジャルーン時計塔です。
そこを超えてさらに北上すると
公園の奥の市の柱が見えて来ます。
車の中から撮ったので、
木と重なってしまいました。
道路から左折して公園内に入ります。
（車の中から撮っているので、反射したものが写りこんでいます）
市の柱の前に階段があるので車を降りて
近づいていきます。
デザインの美しい祠
市の柱がおさめてある祠は
今までにこのブログで何か所かご紹介した
市の柱の祠と同じように、
四角錘の様な特徴を持つ
チャトラムック（จตุรมุข）という
デザインで、建物の高さは28.20メートル。
通常ですと、四方に屋根があって
その上にプラーンと呼ばれる
塔堂が乗っているような形ですが、
こちらはプラーンの下に四方を向くブラフマー神と
厨子が設置された珍しいデザインとなっています。
屋根の切妻の部分には、
大仏が描かれた、アムナートジャルーン県の
紋章が施されています。
市の柱を参拝する
中へと入ります。
市の柱です。
ナコンラーチャシーマー県の
タコートーン公園の
吉祥のいいラーチャプルックの木に、
古くからのしきたりに従って儀式を施した
ものを使って建てられたそうです。
建物の中の天井の様子です。
参拝を終えたら外に出ます。
”切妻のブッダ” のいらっしゃる公園
ミンムアン公園をあとにして、
チャヤーンクーン通りをさらに北上していくと
左手側に大仏が祀られた公園があります。
GoogleMapでの位置関係は下の様な感じです。
車だと6分くらいです。
入って行くと奥の方に仏像が見えて来ます。
先ほどの「市の柱」の前に地図にもある
ワット・サムラーンニウェートという
お寺があり、1960年ごろ、当時のご住職が
損傷した仏頭や古い結界など、神通力のあるものを
台座に収めるために、大きなご本尊が欲しい…と
いうところから仏像を造るということが
始まったようです。
当時この地は、まだウボンラーチャタニー県の
一部でした。
仏像は、ピッサヌロークのお寺に
安置されているチンナラート仏をモデルにし、
1965年に造られました。
プラ・モンコンミンムアン（พระมงตลมิ่งเมือง）
という仏像です。
鉄筋コンクリートでできていて、金色の
モザイクタイルが施された高さ20ｍの
坐像です。
先ほどの「市の柱」の切妻部分に描かれた
県の紋章のブッダと
モデルになっているこちらのブッダです。
角度を変えて撮りました。
真横から撮りました。
後ろから撮りました。
このブッダの後ろは森の様になっています。
赤い砂岩でできた仏像などがあります。
中央の仏像です。
プラ・ラアーイという名前の
仏像が左右に置かれています。
向かって左側の仏像です。
向かって右側の仏像です。
まだ細い菩提樹の木もあります。
奥には法輪も置かれています。
その近くには手を合わせたり瞑想するための
サーラーがいくつかあります。
公園と森はとても大きいので他にも
まだお会いしていない
仏像などがあるかもしれませんが、
今回はこれで参拝を終わります。
＜サーン・ラックムアン アムナートジャルーン＞
タイ語名称 ศาลหลักเมือง จังหวัดอำนาจเจริญ
＜プッタウタヤーン プラ・モンコンミンムアン＞
タイ語名称 พุทธอุทยานพระมงคลมิ่งเมือง
今回の記事はesan108.comのサイト
及び、公園内の案内表示板などを
参考にして書きました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi
